気持ちよく寝ている愛犬の姿を眺めていると、とても微笑ましい気持ちになりますよね。
私の実家ではミニチュア・シュナウザーを飼っているのですが、不思議なことにまるで人間のような寝相で寝るんです。
毎晩母の布団で一緒に寝ているのですが、なんと仰向けになり、しっかり布団をかけて寝ているのです。
犬種による癖なのか、或いはうちの子だけが特別なのか、気になって調べてみたところワンちゃんの寝相に関する発見がありましたのでご紹介します。
実は、ワンちゃんが寝る時の姿勢にはワンちゃんの心理状況や体調が大きく影響しています。
まず、半円を描くように丸くなって寝る姿勢が、犬の基本的な睡眠時の姿勢です。
身体の体温を逃がさない姿勢になるため、寒い時などにもよく見られますが、温かい場所でもうずくまっているのは緊張している可能性もあるようです。
次に、リラックスしている時の姿勢は、足を延ばして横向きになったり、仰向けになったりしている姿勢です。
特に仰向けの姿勢は「へそ天」とも呼ばれており、急所のお腹を見せる程最上級に安心してリラックスをしている証だそうです。
うちの子が安心して毎晩眠りについていることを知って、私も安心しました。
そして、伏せの状態を維持して寝ている場合は、いつでもすぐに動けるようにと警戒心が高くなっている状態です。
何か不安なことがありリラックス出来ていない状態なので、不安を見つけ取り除いてあげるように努めてあげましょう。
そして、最後に気を付けて欲しいのが「祈りのポーズ」をしている時です。
お尻を上げて前足を伸ばした前傾姿勢をしている時は腹痛を患っている時に見せる姿勢なんですが、実は遊んでいる時にも同じような体勢をする時があるんです。
見分け方のポイントは、しっぽの状態を観察することです。
遊んで欲しい時の前傾姿勢の際は、嬉しそうにしっぽを振っていますが、腹痛がある時はしっぽを丸めて虚ろな目をしている場合が多いので注意して見てあげましょう。
見逃してしまいそうな寝る時の姿勢にも、ワンちゃんからのメッセージが沢山詰まっています。
愛犬が健やかに生活出来るよう、小さなしぐさに気付ける飼い主でありたいですね。